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<インタビュー> ヒローカンパニー 廣川奈津子さん 「ウィズ・エイジングで、今の自分らしく生きていきたい」<前編>

カテゴリー 美容・健康

10代でモデルデビューし、現在もサロンモデルとして活躍する廣川奈津子さん。美容体操とウォーキングを教える「ヒローカンパニー」を主宰し、健康維持を目的とする人から、各種コンテストに出場するコンテスタント、モデル、司会者まで、幅広い年代層を指導しています。常に美しさを求められる立場にある廣川さんは、人生100年における美と健康についてどう考えていらっしゃるのでしょうか。インタビューを前後編に分けてお届けします。

――どんなきっかけで、モデルとして活動するようになったのですか?

高校生のとき美容室の先生から声をかけられて、ショーのヘアーモデルをしたんです。軽い気持ちで始めたアルバイトでしたね。大学在学中に東レの水着のモデルをやりましたが、これがモデルとしてのデビューになるのかな。それからミス・ユニバースの新潟代表に選ばれて、ショーに出たり、雑誌の仕事をしたり。大学の教授に勧められて東宝のミュージカルにも出演しました。

――ミュージカルにも出演されていたんですね。

「マイ・フェア・レディ」と「ラ・カージュ・オ・フォール」の2本に出ました。ミュージカルでもモデルのお仕事でも、スポットに当たって自分を表現する楽しさがありましたし、それを見たお客さんが元気になってくださるというのが嬉しいことでしたね。ただ、私たちの時代はいろいろな面ですごく厳しく育てられたところがあって、そのとき何より健康じゃないと続けられないお仕事だと思ったんですよね。

――健康第一と気づかれたんですね。常に美しさを求められるお仕事だと思いますが、美しさを保つためにはときには無理も必要なイメージがあります。美容と健康は両立するものでしょうか?

健康と美容って、同じくくくりだなと私は思っています。例えば、食べ物に気をつけたりストレッチをしたりというのは、健康になるためでもあるし美しくなるためでもあります。体を元気にすることは、体をキレイにすること。つまり健康イコール美容。本当に同じ考えなんですね。私はミス・ミセスコンテスタントのウォーキング・表現指導員としてもお仕事をさせていただいているんですけど、出場するみなさんは素人さんなんですよね。でも訓練していく中で、本当にみんな生き生きとしてキレイになっていくのね。

――「美しい歩き方は健康につながる」ということでしょうか?

モデルの場合は自分を魅せる歩き方になると思うんですけれども、普段姿勢よく歩くだけでも健康的で美しく見えると思うんです。例えばヒールの高い靴で歩くときは、お腹を引き上げて立つように指導します。足先だけで立とうとしたら、膝が曲がって全ての体重がそこにかかってしまいます。それは体には良くないですよね。だからお腹をぐっと引き上げるようにするのですけれど、そうするとお腹も背中も力が入ると思うんです。ということは腹筋と背筋を使っていますから、代謝も良くなり血流も良くなって、太らないとは言えないんだけれど、太りにくくはなると思います。正しい姿勢で歩くことが、美しさにも健康にもつながっていると思います。

――お腹を引き上げて、姿勢を良くしてみようということですね。

歩く前に、まず姿勢ってすごく大事なんです。歩くためには体重を移動させますが、後ろの方に体重が残っていると体が落ちちゃうのでキレイには見えません。なので、「きちっと姿勢を整えてから歩く」ということが大事になってくるんです。おへその位置を3センチ上げて背筋を伸ばして、軽快に歩くようにしてみてください。多分10歳若く見えると思うんです。姿勢を伸ばすだけでも元気なイメージになりますし、自分の気持ちも変わってくるんじゃないかなあと思うんですね。どうでしょうか?(後編はこちら)

廣川奈津子
ヒローカンパニー主宰。
1963年生まれ。1983年ミスユニバース新潟大会代表。東宝ミュージカル出演、各種イベント、ファッションショー、CM、広告、TV等で活躍。現在は、美容体操教室、ウォーキング教室、センスアップセミナー等を主催するほか、国際ホテルブライダル専門学校、国際ビューティモード専門学校、他の非常勤講師としても活動中。

ヒローカンパニー
ビューティーアップレッスン

【開催日時】毎週金曜日 10:30~12:00
【会場】ホテルイタリア軒
【内容】体操、ウォーキング
【予約お問合せ】
ホテルイタリア軒営業サービス部
TEL 025-224-5128

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